学習障害（SLD）の子どもの支援方法 | コラム | 京都府京都市中京区西ノ京平町 円町駅【株式会社みのりの森】

学習障害と診断された子供には、どういう支援をするのが適切なのでしょうか。
今回は、学習障害（SLD）の子どもさんへの支援方法について解説します。

▼学習障害（SLD）の支援方法
SLD(限局性学習障害)と呼ばれる、学習障害の正しい支援方法について見ていきます。

■一文字ずつ教える
学習障害の子どもは、文字を読むことが苦手な場合があります。
そのような場合は、一文字ずつ丁寧に文字の読み方を教えるサポートが必要です。
大人が、ゆっくりと何回も文字を読み上げることで、読み方の理解が進みます。

■本の読み方を教える
学習障害の子どもの負担を減らす本の読み方を教えましょう。
読むことが苦手な子どもの中には、教科書などを読む際に列を飛ばしてしまうクセがある子どもがいます。
定規を教科書に当てながら読む方法なら、列を飛ばさずに本を読むのに効果的です。

■読みやすい文字を選ぶ
ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)は、障害の有無に関係なく「読みやすさ」を追究して開発されたフォントです。
UDフォントで印刷された本やプリントであれば、学習障害の子どもでも比較的読みやすいとされます。

■パソコン・タブレットを使う
パソコンやタブレットを学習支援に活用することも効果的です。
パソコンなどに搭載されている、読み上げ機能を使用することで、誰かに読み上げてもらわずとも自分で文字の読み方を知ることができます。

▼まとめ
学習障害の子どもの支援方法について解説しました。
一文字ずつ教える、本の読み方を教える、読みやすい文字を選ぶ、パソコン・タブレットを使うといった支援方法があります。
当社は学習障害をはじめとした、発達障害を持った子ども達を多数支援して参りました。
お子様の学習障害でお悩みの方は、ぜひ当社のサポートをご利用ください。