識字障害とは?どんな症状があるの?
発達障害の子どもは識字障害も抱えていることがありますが、中にはなかなか気づいてもらえないケースもあるようです。
しかし識字障害は、適切なサポートを行うことで良い方向に向かうことがあります。
そこで今回は、識字障害とはどのようなものか、またどのような症状があるのかをみていきましょう。
▼識字障害とは
識字障害は一般的にディスレクシアと呼ばれている先天性の障害で、学習障害の一つです。
文字を読むことが難しいのが特徴です。
日本では海外に比べ識字障害への認知度が低いといわれています。
▼識字障害の症状
識字障害は同じ文字が読みにくいという特徴があっても、その原因や細かい症状は人それぞれ異なります。
■文字の読み方を認識するのが困難
脳の認知機能が一般の人と異なるため、文字を見てどういった読み方なのかを瞬時に判断することが難しいことがあります。
これにより、例えば単語のまとまりを認識することが難しい・音と文字を結びつけることが難しいなどの症状が出ることがあります。
■文字の形を認識するのが困難
脳の認知機能や眼球運動などが一般の人と異なるため、文字の形自体を判別することが難しく、その結果文字を読むことが難しくなる場合があります。
文字の見え方は人により異なり、反転して見える・歪んで見える・ぼやけて見えるなどが考えられます。
▼まとめ
識字障害の症状には、大きく分けて文字の読み方の認識が難しい場合と、文字の形の判別が難しい場合があります。
日本ではまだまだ認知度が低いですが、的確なサポートで良い方向に向かうことがあります。
気になる症状がある場合は、専門家への相談をおすすめいたします。
株式会社みのりの森では、お子様の症状に合わせて支援を提供しております。
学習のサポートも承りますので、ご相談ください。