ADHDが原因で集中力が続かない子どもへの対処法
ADHDを持っている子どもは気が散りやすい傾向にあり、集中力が続かないことがあります。
しかし、アプローチの仕方を工夫することで、集中力をある程度持続させられることがあります。
そこで今回は、ADHDで集中力が続かない子どもへの対処法をご紹介しましょう。
▼ADHDで集中力が続かない子どもへの対処法
■声の掛け方を工夫する
子どもの集中が切れてしまったと感じたときは、今何をすべきなのか、具体的な行動を短い言葉で伝えましょう。
例えば、「今着替え中だよ」「次は歯を磨くんだったよね」というように、子どもにすべき行動を思い出させると良いでしょう。
「集中してね」といった、曖昧な声がけはあまり有効ではありません。
■手順を視覚化する
ADHDの子どもは、着替えなど毎日行っているような行動でも、次に何をすべきか忘れてしまうことがあります。
手順をいつでも確認できることで、集中が途切れずスムーズに物事を進められることがあります。
■活動時間を短くする
子どもが集中できる時間に合わせ活動時間を短く設定することで、最後まで集中を持続させることができるでしょう。
集中できたら褒めることを繰り返すことで、子どもの自信にもつながります。
▼まとめ
ADHDの子どもは集中が続かない傾向にありますが、声の掛け方や手順の提示の仕方など対処法を工夫することで、集中を途切れにくくすることができます。
集中できないことを叱責するのではなく、周囲の大人が集中が続くよう配慮することが大切です。
株式会社みのりの森では、ADHDなど発達障害のお子様のサポートを承ります。
お子様に合わせた支援方法のアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください。