注意欠如・多動性障害とは
「忘れ物が多くて困っている」「授業中にじっと座っていられない」など、お子さんの学校生活において、困っていることはありませんか。
今回は、注意欠如・多動性障害について解説します。
▼注意欠如・多動性障害とは
注意欠如・多動性障害は、ADHDとも呼ばれる発達障害の1つです。
生まれつき脳の障害で「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの特徴があります。
▼不注意
■期限が守れない
期限を忘れてしまったり、提出することを忘れてしまったりして信用を失ってしまうことも。
■注意が移ってしまう
1つの事に集中し続けられず、すぐに他のことに注意が移ってしまいます。
忘れ物が多かったり、整理整頓が苦手だったりします。
▼多動性
■動きが多い
じっと座っていることが苦手で、そわそわと体を動かします。
体を横に揺らしたり、足をガタガタさせたりすることも。
■じっとしているのが苦手
授業など長い時間じっと座っていることが難しく、立ち上がって動き回ってしまうお子さんもいます。
▼衝動性
■すぐに行動に移す
思ったことをすぐに行動に移してしまいます。
じっくり考えることが苦手で、トラブルが起こると相手に手や足が出てしまうことも。
▼注意すること
人によっては、多動性や衝動性が周りからは分かりにくい場合があります。発達障害の特徴は、1人1人違うものです。障害という枠に当てはめず、1人1人の特徴を理解して接しましょう。
▼まとめ
注意欠如・多動性障害(ADHD)は、発達障害の1つです。
不注意や多動症、衝動性が特徴として見られます。
しかし、障害だからという枠に当てはめず、1人1人のことを理解するように努めましょう。
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