文字を読むのが苦手な小学生について
「文字を読むのにすごく時間が掛かってしまう」「どこを読んでいたのか分からなくなる」と悩んでいる方がいます。
小学生になると文字を読む機会が増えて、苦手意識が出てくるお子さんもいらっしゃるでしょう。
今回は、文字を読むのが苦手なお子さんについてお伝えします。
▼困難さの種類
「文字を読むのが苦手」といっても、その困難さには次のような種類があります。
■文字をどう読むのかわからない
文字と音を結び付けられなかったり、文字をかたまりごとに理解できなかったりします。
文字を記憶することが苦手な場合も。
■文字の形を正しく認識できない
文字の形を正しく認識できないことがあります。
文字がにじんで見えたり、ゆがんで見えたりする方もいらっしゃいます。
▼小学校生活で困る場面
■授業中
教科書の音読や黒板の文字をノートに写す、漢字のテストなどの場面で困ることがあります。
■読書
小さい文字がにじんだりゆがんだりして読みづらいため、読書が苦手な方もいます。
▼対処法
■パソコンやタブレットを使う
パソコンなどを使うことで、文字の大きさを変えられて学習がスムーズにできる場合があります。
音声で読み上げてくれる機能を使うこともできます。
■文字のフォントや大きさを工夫する
見えやすいフォントや大きさに文字を変えてみましょう。
読みやすい形が見つかるかもしれません。
■色付きの物差しを使用する
色付きの物差しを読んでいる文章の横に当てると、読みやすくなる場合があります。
▼まとめ
文字を読むのが苦手なお子さんは、文字をどう読むのかわからない場合と文字の形を正しく認識できない場合があります。
文字が見えやすくなるように、お子さんと相談しながら工夫してみましょう。
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